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『波濤よ』
ふりがな文庫
『
波濤よ
(
はとうよ
)
:
――人情素描――
(
――にんじょうそびょう――
)
』
おおはるけき方より寄せ来る波濤よ 汝が最大の実力と自信を持って 岩礁を打て、万丈のしぶきを上げよ その時、海神は大空に懸る天日をおおいて。 凄惨なる自然の風景を 汝がその雄々しき門出の餞に送るであろう ああ、かかる時、 汝の使命は 世のその …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「旭川新聞」1926(大正15)年9月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
頂点
(
クライマックス
)
餞
(
はなむけ
)