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『埋れた幻想』
ふりがな文庫
『
埋れた幻想
(
うずもれたげんそう
)
』
慰める様なぬるい南風に衣を なびかせなびかせ 大地の精が臥している 小高い丘の殺風景な(けれども希望に輝いた)処で 大地の精はつぶやいている ああ古風な幻想よ 大地は忍従の革命家 秋を送り冬を迎え地上すべて荒廃に帰せしめ 殺した大地の世界か …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「旭川新聞」1924(大正13)年7月28日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
刀
(
とう
)
暁方
(
あけがた
)