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『少女受胎』
ふりがな文庫
『
少女受胎
(
しょうじょじゅたい
)
』
少女子を孕めるという 太りたる腹はみにくくかわいらし 少女子を孕めるという 十月なる日を算えては頬笑める 孕めるは何の摂理ぞ 夜深く何を悩める 人の世に明日あり今日あり さて遠く夢想の国に 青き花咲くとも聞けり 孕めるは何の摂理ぞ 少女子を …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「旭川新聞」1927(昭和2)年4月26日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
孕
(
はら
)
月
(
つき
)