射撃についてしゃげきについて
松の木山に銃声がいくつもとどろいた 山の上に赤い旗がうごかない雲を待っている 銃声が止むとごとんごとんと六段返しみたいに的が回転する おれの弾は調子づいたとみえてうつたびに景気のいい旗が上った おれの眼玉は白雲ばかり見ていた …
作品に特徴的な語句
たま まと