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『泥葬』
ふりがな文庫
『
泥葬
(
でいそう
)
』
われ、山にむかいて、目をぞあぐる。わがたすけは、いづくよりきたるならん。 (讃美歌第四百七十六) 鼻もちならねえ、どぶ水なんだ。屍臭を放つ腐り船が半沈みなんだ。青みどろなんかが、からみついてるんだ。 舷側にたった一つ、モオゼのピストルが置い …
著者
竹内浩三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
半
(
はん
)
角力
(
すもう
)