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『白い雲』
ふりがな文庫
『
白い雲
(
しろいくも
)
』
満州というと やっぱし遠いところ 乾いた砂がたいらかに どこまでもつづいていて 壁の家があったりする そのどこかの町の白い病院に 熱で干いた唇が 枯草のように 音もなく 山田のことばで いきをしていたのか ゆでたまごのように あつくなった眼 …
著者
竹内浩三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
題名が同じ作品
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)