『断片』
ノスケ万歳! プロレタリアは武装を解かれた ——ゲオルグ・グロッス—— むくれあがった傷口から白い蛆虫は這い出した 蠅は飛び出した小腸を喰べている 風が吹く 転がっている銃殺死体! ほんとうに射撃された心臓は歪んでいた 兵隊の靴の音は飢えた …
| 著者 | 陀田勘助 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
| 初出 | 「無産詩人」1924(大正13)年7月創刊号 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
萎
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