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『山頂』
ふりがな文庫
『
山頂
(
さんちょう
)
』
かなしければぞ、 眺め一時にひらかれ、 あがつまの山なみ青く、 いただきは額に光る。 ああ尾ばな藤ばかますでに色あせ、 手にも料紙はおもたくさげられ、 夏はやおとろへ、 山頂は風に光る。 ——一九一四、八、吾妻ニテ—— …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
山頂
(
いただき
)
額
(
ひたひ
)