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『「毒と薬」序』
ふりがな文庫
『
「毒と薬」序
(
「どくとくすり」じょ
)
』
三四年前からいろいろに思ひ悩んだ記録の一つで感じ得たところのものを決してすつかり書き得たとは思はないが、断片的にも静観の心地には浸つてゐるつもりである。勿論この心地は容易に悟入することは出来ないもので、私などにしても、一進一退、纔かに寸を進 …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「毒と薬」耕文堂、1918(大正7)年11月5日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
纔
(
わず
)
徒爾
(
とじ
)