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『小詩論』
ふりがな文庫
『
小詩論
(
しょうしろん
)
:
小林秀雄に
(
こばやしひでおに
)
』
此処に家がある。人が若し此の家を見て何等かの驚きをなしたとして、そこで此の家の出来具合を描写するとなら、その描写が如何に微細洩さずに行はれてをれ、それは読む人を退屈させるに違ひない。——人が驚けば、その驚きはひきつゞき何かを想はす筈だが、そ …
著者
中原中也
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
溢
(
みなぎ
)
詩
(
うた
)