昭和十一年(句稿別冊) 曇、晴、混沌として。 広島の酔を乗せて、朝の五時前に小郡へ着いた。 恥知らずめ!不良老人め! お土産の酒三升は重かつたが、酒だから苦にはならなかつた、よろ/\して帰庵した。 八ヶ月ぶりだつた、草だらけ、埃だらけ、黴だ …
著者 | 種田山頭火 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約1時間44分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2時間53分(300文字/分) |
題名が同じ作品