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『存在』
ふりがな文庫
『
存在
(
そんざい
)
』
武林文子に対する批評の中では、広津和郎の言つたことに私は一番多く共鳴した。『だが、道徳性を離れて見た場合、この女性は男性に取つては魅力ある存在である』以下十行ほどはことに好い。流石は芸術家の見方だけあると思つた。 存在といふ方から人間を見る …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「不同調 第二巻第四号」1926(大正15)年4月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
肯
(
うけが
)
好悪
(
かうを
)