佐渡が島を出てからひと月あまりになりました。白山神社の附近にたんぼがあつて赤蛙を取りに行つた東京、傳通院のぐるりが草原で蜻蛉やおおとを取りに行つた東京、あの附近に銘酒屋があつて、今日なくなつてしまつた「およなはいよ」と言ふ言葉で客をよんでゐ …
| 著者 | 江南文三 |
| ジャンル | 芸術・美術 > 音楽 > 邦楽 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行 |
| 初出 | 「明星 」「明星」發行所、1926(大正15)年7月 |
| 文字種別 | 旧字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約9分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約15分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
眞實
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