『トレドの風景』
一九一二年秋、リルケは一人飄然と西班牙に旅した。この西班牙への旅--殊にトレド一帶の何か不安を帶びた風物——は、詩人にはいたく氣に入つたやうに見える。彼は其處にもつと長く滯在して當時彼の心を捉へてゐた仕事(Duineser Elegien) …
著者 | ライネル・マリア・リルケ |
翻訳者 | 堀辰雄 |
ジャンル | 文学 > ドイツ文学 > 日記 書簡 紀行 |
初出 | 「三十日 第二号」1938(昭和13)年2月1日 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
本寺