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『癩院記録』
ふりがな文庫
『
癩院記録
(
らいいんきろく
)
』
入院すると、子供を除いて他は誰でも一週間乃至二週間ぐらゐを収容病室で暮さなければならない。そこで病歴が調べられたり、余病の有無などを検査されたりした後、初めて普通の病舎に移り住むのであるが、この収容病室の日々が、入院後最も暗鬱な退屈な時であ …
著者
北条民雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ
初出
「改造」1936(昭和11)年10月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
院外
(
よそ
)
寝
(
やす
)
現在
(
いま
)
蹠疵
(
うらきづ
)