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『恐ろしい東京』
ふりがな文庫
『
恐ろしい東京
(
おそろしいとうきょう
)
』
久し振りに上京するとマゴツク事や、吃驚させられる事ばかりで、だんだん恐ろしくなって来る。田舎にいると、これでも相当の東京通であるが、本場に乗り出すと豈計らんやで、皆から笑い草にされる事が多い。 横浜から出る電車は東京行ばかりと思って乗り込ん …
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「探偵春秋 2巻2号」1937(昭和12)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
扱
(
しご
)
這々
(
ほうほう
)