歴史の流れの中の図書館れきしのながれのなかのとしょかん――個人的なものから集団的なものへ――――こじんてきなものからしゅうだんてきなものへ――
何か急流のように流れている世の中である。大きな潮の高まりが、せき止めようもなく、高まってゆき、何ものもがその流れの中に、身をゆすぶっているような感じである。 この流れが何処から起り、何処に流れてゆくか、誰も見定めることができない。ちょうど潮 …
作品に特徴的な語句
語部かたりべ けみ