文芸時代から創作をとの命を受けたこと、五六回、其の都度何かしら身辺に事故がおこつたりさもなければ時日が足らなかつたりして、とうとう一度も責を果すことが出来なかつた。かうなると同人中に名を連ねてゐることが甚だ不体裁であるやうに思はれる。がしか …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行 |
初出 | 「文芸時代 第三巻第二号」1926(大正15)年2月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |
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