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『荒磯の興味』
ふりがな文庫
『
荒磯の興味
(
あらいそのきょうみ
)
』
荒磯の春というものは、地上がまだ荒涼としている冬の内に、もうそろそろやって来ているのである。海草の芽は冬の内に生える。そしていよいよ陸上の春が来て、人間が春の磯遊びにゆく頃には海草もかなりのびて、新芽を喰いに来た魚族は更に深みへ移り、温い潮 …
著者
佐藤惣之助
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
悉
(
くわ
)
齎
(
もた
)