君よ。明治三十四年、僕が始めて社会党の創立に関係した時、安部磯雄、片山潜の二君は、年齢においても学識においても、長者として尊敬して居たが、親密な友情を有つて居たのは、幸徳秋水であつた。彼は僕より二つ年下であつた。幸徳を友人にしてくれたのは石 …
著者 | 木下尚江 |
ジャンル | 社会科学 > 政治 > 政治史・事情 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「朝日新聞」1933(昭和8)4月15~20日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約15分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約25分(300文字/分) |