『安吾巷談（あんごこうだん）：11 教祖展覧会（11 きょうそてんらんかい）』
私は先般イサム・ノグチ展というものに誘われたが、熱心に辞退して、難をのがれた。展覧会の写真を拝見して、とうてい私のような凡骨の見るべきものではないと切に自戒していたからである。 「無」というのが、ありましたネ。私は写真で見たのだが、人間の十 …
著者坂口安吾
ジャンル文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出「文藝春秋　第二八巻第一五号」1950（昭和25）年11月1日
文字種別新字新仮名
読書目安時間約15分（500文字/分）
朗読目安時間約24分（300文字/分）
作品に特徴的な語句
毀（こわ） 蕪（かぶ）
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