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『戦後新人論』
ふりがな文庫
『
戦後新人論
(
せんごしんじんろん
)
』
終戦後、私が新人現るの声をきいたのは、升田幸三がはじまりだったようである。十年不敗の木村名人に三タテを喰わせて登場した彼であるが、木村に三タテを喰わせたという事実だけなら、さしたることではなかったろう。彼の将棋は相手に一手勝てばよいという原 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文藝春秋 第二七巻第一一号」1949(昭和24)年11月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
和
(
やわら
)
米
(
メートル
)
鈞
(
きん
)