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『碑文』
ふりがな文庫
『
碑文
(
ひぶん
)
:
――近代伝説――
(
――きんだいでんせつ――
)
』
ある河のほとりに、崔という豪家がありました。古い大きな家ですが、当主の崔之庚が他から買い取って住んでいるのでした。 崔之庚は六十歳ばかりの矍鑠たる老人で、一代で富をなしたのだといわれています。大地主で、農産物の売買などもしていますが、大体閑 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸春秋」1940(昭和15)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
芥子
(
からし
)
題名が同じ作品
碑文
(新字旧仮名)
/
横光利一
(著)