『碑文(ひぶん):――近代伝説――(――きんだいでんせつ――)』
ある河のほとりに、崔という豪家がありました。古い大きな家ですが、当主の崔之庚が他から買い取って住んでいるのでした。 崔之庚は六十歳ばかりの矍鑠たる老人で、一代で富をなしたのだといわれています。大地主で、農産物の売買などもしていますが、大体閑 …
作品に特徴的な語句
芥子(からし)
題名が同じ作品
碑文 (新字旧仮名)/ 横光利一 (著)