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『好人物』
ふりがな文庫
『
好人物
(
こうじんぶつ
)
』
一、高木恒夫の告白 人生には、おかしなことがあるものだ。三千子は僕に対して、腹を立ててるようだが、それもおかしい。僕は彼女の意に逆らったことは一度もなく、すべて彼女の言いなり次第になっているのに、彼女一人でなにか苛ら立って、僕を怒らせようと …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「読売評論」1950(昭和25)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
題名が同じ作品
好人物
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)