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『竹』
ふりがな文庫
『
竹
(
たけ
)
』
支那や日本の絵にはよく竹が出てくる。絵の習い始めの人さえ描かせられるものだが、一般化しすぎているため却て本当の美しさがわからなかった。今住んでいる新町へ去年の五月見に来た時、彼方こっちにある竹やぶの中を歩き、こうまで美に溢れているものかと驚 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「アサヒグラフ」1926(大正15)年8月18日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
彼方
(
あっち
)
題名が同じ作品
竹
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)