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『主婦意識の転換』
ふりがな文庫
『
主婦意識の転換
(
しゅふいしきのてんかん
)
』
義弟が、生れたばかりの赤坊と若い妻と母とをおいて再び出征するので、二十日ばかり瀬戸内海に沿った村へかえっていた。そこは、海辺近くだから春はめばる、夏は鱸と魚にこと欠いた経験はなくて何十年来暮していたところ、今度行ってみると、母は魚買いに苦心 …
著者
宮本百合子
ジャンル
社会科学 > 社会 > 家族問題・男性・女性問題・老人問題
初出
「女性生活」1941(昭和16)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
魚籠
(
びく
)
鱸
(
すずき
)