去る六月十一日、読売新聞の「世界への反逆」という文章で中島健蔵氏が、記録文学の名のもとにジャーナリズムにあらわれはじめた戦記ものの本質について注意をよびおこしたのは適切であった。 本年のはじめごろ『雄鶏通信』が国外のルポルタージュ文学特集を …
著者 | 宮本百合子 |
ジャンル | 社会科学 > 政治 > 外交・国際問題 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「文学新聞」1949(昭和24)年8月15日号 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約4分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約6分(300文字/分) |