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『山と雪の日記』
ふりがな文庫
『
山と雪の日記
(
やまとゆきのにっき
)
』
夏の日記 大正池 峰々の谷に抱かれた雪の滴を集めて流れて、梓川は細長い上高地の平原を、焼岳の麓まできた時に、神の香炉から流れ出たラヴァはたちまちにその流れを阻んだ。岩に激してきた水は、焼岳の麓の熊笹をひたし、白樺の林をひたして対岸の霞沢岳の …
著者
板倉勝宣
ジャンル
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
縷々
(
るる
)
蕈
(
きのこ
)
鰓
(
えら
)
鰭
(
ひれ
)