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『雑煮』
ふりがな文庫
『
雑煮
(
ぞうに
)
』
維新前江戸、諸大名の御用商人であつた私の實家は、維新後東京近郊の地主と變つたのちまでも、まへの遺風を墨守して居る部分があつた。 いろは順で幾十戸前が建て列ねた藏々をあづかる多くの番頭、その下の小僧、はした、また奧女中の百人近い使用人へ臨んだ …
著者
岡本かの子
ジャンル
技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
題名が同じ作品
雑煮
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)