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『霜夜』
ふりがな文庫
『
霜夜
(
しもよ
)
』
霜夜の記憶の一つ。 いつものやうに机に向つてゐると、いつか十二時を打つ音がする。十二時には必ず寝ることにしてゐる。今夜もまづ本を閉ぢ、それからあした坐り次第、直に仕事にかかれるやうに机の上を片づける。片づけると云つても大したことはない。原稿 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「女性」1924(大正13)年2月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
題名が同じ作品
霜夜
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)