“高僧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうそう50.0%
こうそう33.3%
ギクー16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのやうなことばかせてわしりさいなむとはむごいわい、つれないわい、それでも高僧かうそうか、司悔僧しくわいそうか、教導師けうどうしか、莫逆ばくぎゃくちかうた信友しんいうか?
けだし聖人せいじん君子くんし高僧こうそう等より見れば、普通にわれわれの賞賛する武勇は猛獣もうじゅうの勇気に類したもので、孟子もうしのいうところの匹夫ひっぷの勇に過ぎぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
朝まだき、とつぜん銅鑼どらや長喇叭らっぱの音がとどろいた。みると、耳飾塔エーゴや緑光瓔珞ようらくをたれたチベット貴婦人、尼僧や高僧ギクーをしたがえて活仏げぶつが到着した。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)