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餉
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かれい
ふりがな文庫
“
餉
(
かれい
)” の例文
元旦の朝の
餉
(
かれい
)
には、筒井は主人といっしょの座にあてがわれ、ひじき、くろ豆、塩した
鯛
(
たい
)
、
雑煮
(
ぞうに
)
、しかも、廻って来た
屠蘇
(
とそ
)
の上の
盃
(
さかずき
)
は最後に筒井の
膳
(
ぜん
)
に来て
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
次には岩代
耶麻
(
やま
)
郡
月輪
(
つきのわ
)
村大字山潟の支村には
餉沢
(
かれいさわ
)
新田がある。この宛字からは山路の側に清水などの出る地で、旅人が
餉
(
かれい
)
を
認
(
したた
)
めた場処などという説が起りそうだ。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
きのう奴頭に教えられたように、厨子王は
樏子
(
かれいけ
)
を持って
厨
(
くりや
)
へ
餉
(
かれい
)
を受け取りに往った。屋根の上、地にちらばった藁の上には霜が降っている。厨は大きい土間で、もう大勢の
奴婢
(
ぬひ
)
が来て待っている。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
餉
漢検1級
部首:⾷
15画
“餉”を含む語句
夕餉
午餉
朝餉
茶餉台
餉台
昼餉
晝餉
夕餉時
糧餉
晩餉
駄餉
雑餉
茶餉臺
一片餉
饋餉
餉道
餉沢
一餉
餉参
雑餉隈
...