“一片餉”の読み方と例文
読み方割合
ひとかたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここで一片餉ひとかたけありつこうし、煙草銭の工面をつけようと思いました。ところがどうです。——その時分の事で、まだ藁葺わらぶきの古家で、卯の花の咲いた、木戸がありました。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)