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越後境
ふりがな文庫
“越後境”の読み方と例文
読み方
割合
えちござかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えちござかい
(逆引き)
春の
日脚
(
ひあし
)
の西に
傾
(
かたぶ
)
きて、遠くは日光、
足尾
(
あしお
)
、
越後境
(
えちござかい
)
の山々、近くは、
小野子
(
おのこ
)
、
子持
(
こもち
)
、
赤城
(
あかぎ
)
の峰々、入り日を浴びて花やかに夕ばえすれば
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
同じ草が木曾の山村のみならず、信州の北隅
越後境
(
えちござかい
)
の、非常な山奥の秋山という村でも、もとはやはり唯一の衣料であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
宮崎はすなわち東端
越後境
(
えちござかい
)
の
海角
(
かいかく
)
であって、是から吹きつける風のみが
大伴家持
(
おおとものやかもち
)
らの
袂
(
たもと
)
を
翻
(
ひるが
)
えし、能登から吹くアイは山に
遮
(
さえぎ
)
られて、この
辺
(
あた
)
りでは心づかれなかったので
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
越後境(えちござかい)の例文をもっと
(3作品)
見る
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“越後”で始まる語句
越後
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徳冨蘆花
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