“越後屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えちごや82.4%
ゑちごや17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その浪人者が、チョイチョイお小夜のところへ来たんだそうで、——米屋の越後屋えちごや兼松が、お小夜の家で三度も逢っていますよ」
外へ出る時は黄八丈きはちじょう羽織はおりを着せたり、縮緬ちりめんの着物を買うために、わざわざ越後屋えちごやまで引っ張って行ったりした。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「その浪人者が、近頃チヨイチヨイお小夜のところへ來たんださうで、——米屋の越後屋ゑちごや兼松が、お小夜の家で三度も逢つてゐますよ」
其儘いたゞきしが其節も何か種々いろ/\と取込だ事が御座りしとか申事其後歸國の節越後屋ゑちごやとやらから金二十兩程貰ひ町内地主樣家主樣から十兩ヅツ貰ひ自分がたくはへし金も四五十兩餘にて其ほか町内の方々より餞別せんべつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)