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見榮
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みばえ
ふりがな文庫
“
見榮
(
みばえ
)” の例文
新字:
見栄
三月
(
さんぐわつ
)
のはじめ、
御近所
(
ごきんじよ
)
のお
醫師
(
いしや
)
に
參
(
まゐ
)
つて、つゝましく、しをらしく、
但
(
たゞ
)
し
餘
(
あま
)
り
見榮
(
みばえ
)
のせぬ
男
(
をとこ
)
の
二
(
に
)
の
腕
(
うで
)
をあらはにして、
神妙
(
しんめう
)
に
種痘
(
しゆとう
)
を
濟
(
す
)
ませ
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
辻の庭から
打水
(
うちみづ
)
の
繁吹
(
しぶき
)
の
霧
(
きり
)
がたちのぼり、
風情
(
ふぜい
)
くははるサン・ジァック、塔の姿が
見榮
(
みばえ
)
する……風のまにまに、ふはふはと、夏水仙の匂、土のにほひ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
失ひ花見と
言
(
いへ
)
ば上野か
隅田
(
すみだ
)
又は日暮里飛鳥山人の
出盛
(
でさか
)
る
面白
(
おもしろ
)
き所へ行が
本統
(
ほんとう
)
なるに如何常より
偏屈
(
へんくつ
)
成
(
なる
)
若旦那とは言ながら
遠
(
とほ
)
き王子へ態々行夫も
賑
(
にぎは
)
ふ日暮里をば
嫌
(
きら
)
ひて
見榮
(
みばえ
)
なき
土地
(
とち
)
の音羽を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
榮
部首:⽊
14画
“見榮”で始まる語句
見榮坊