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毛脛
ふりがな文庫
“毛脛”の読み方と例文
読み方
割合
けずね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けずね
(逆引き)
宗近君は脱いだ両袖をぐるぐると腰へ巻き付けると共に、
毛脛
(
けずね
)
に
纏
(
まつ
)
わる
竪縞
(
たてじま
)
の
裾
(
すそ
)
をぐいと
端折
(
はしお
)
って、同じく
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
周囲
(
まわり
)
に畳み込む。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
牛飼いの若者はその火に
毛脛
(
けずね
)
を焼かれながら、悲鳴を挙げて飛び起きると、無我夢中に
高這
(
たかば
)
いをして、裏手の方へ逃げ出そうとした。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
毛脛
(
けずね
)
が大の字を書いている。胸は、はだけているし、
涎
(
よだれ
)
は畳にベットリだ。鼻から
提灯
(
ちょうちん
)
を出していないのがまだしもの寝顔であった。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
毛脛(けずね)の例文をもっと
(60作品)
見る
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
脛
漢検1級
部首:⾁
11画
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