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悄沈
ふりがな文庫
“悄沈”の読み方と例文
読み方
割合
しょうちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうちん
(逆引き)
意気
悄沈
(
しょうちん
)
した狂信者ニコライの虚偽の自白があったために、事件が並々ならず紛糾していた上、真犯人に対して明白な証拠どころか
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
幼い時から彼は、あらゆる
艱難
(
かんなん
)
に黙って堪えてゆく雄々しい忍従的な彼女の姿を、いつも見慣れていた。そして今のその
悄沈
(
しょうちん
)
したさまが、彼には心配だった。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
それはわたくしの意識をして、今にして夢より覚めたように感ぜしめ、また、新なる夢に入るもののようにも感ぜしめた。肉体の
悄沈
(
しょうちん
)
などはどこかへ押し遣られてしまった。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
悄沈(しょうちん)の例文をもっと
(5作品)
見る
悄
漢検1級
部首:⼼
10画
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“悄”で始まる語句
悄然
悄気
悄
悄々
悄氣
悄気返
悄乎
悄気切
悄気方
悄衰
検索の候補
意気悄沈
“悄沈”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
ロマン・ロラン
佐々木味津三
岡本かの子