“不景気”の読み方と例文
旧字:不景氣
読み方割合
ふけいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうか、不景気ふけいきだなあ。」と、父親ちちおやは、ためいきをつきました。まだ、今日きょう一人ひとりぜにげてくれなかったのです。
青い草 (新字新仮名) / 小川未明(著)
別府べっぷさんがそういうのもむりはなかった。きょうの星野ほしのは、投手としてはかなりできがよかったけれども、打者としては、ふるわなかった。投手ゴロひとつ、三しんひとつ、という不景気ふけいき成績せいせきだ。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
こちらの不景気ふけいきといってはおはなしになりません。みんなは、あちらのやまをながめて、あのやますとゆきはあるというが、今年ことし豊作ほうさくらしきがいいという。
おかしいまちがい (新字新仮名) / 小川未明(著)