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下婢
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をんな
ふりがな文庫
“
下婢
(
をんな
)” の例文
臺所に近い奧の部屋ではお婆さんや小母さんが
下婢
(
をんな
)
を相手にしてその草餅を
造
(
こしら
)
へる、私は出來たのを重箱に入れて貰つて近所へ配りに行きました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
ムヽウ
私
(
わたし
)
は
随分
(
ずゐぶん
)
好
(
い
)
い
男
(
をとこ
)
ですな。近「ウン……。梅「
私
(
わたし
)
は
此
(
こ
)
の
位
(
くらゐ
)
な
器量
(
きりやう
)
を
持
(
も
)
つてゐながら、
家内
(
かない
)
は
鎧橋
(
よろひばし
)
で
味噌漉
(
みそこし
)
を
提
(
さ
)
げて
往
(
い
)
つた
下婢
(
をんな
)
より悪いとは、ちよいと
欝
(
ふさ
)
ぎますなア。 ...
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それを思ふと斯兒は朝晩保護の役目を引受けて呉れた親類の姉さん達や
下婢
(
をんな
)
に
餘程
(
よつぽど
)
御禮を言はねば成りません。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
斯ういふ時に、私の側へ來て言ひ
宥
(
なだ
)
めたり、皆なに御詫をして呉れたりしたのは、お牧といふ
下婢
(
をんな
)
です。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“下婢”の意味
《名詞》
召使いの女中。下女。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
“下婢”で始まる語句
下婢共