“黙劇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
パントマイム77.8%
もくげき11.1%
ダム・ショウ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論、双眼鏡で見るんだから、声など聞えはしないけれど、此の黙劇パントマイムからそのしぐさで私が推察したんですが、まあ、そんな訳なんです。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
巧妙こうめうなハムレツトの一ふし黙劇もくげきがはじまつた。それは素人しろうととはおもはれないしつかりしたかたにはまつたものらしかつた。多分たぶん英国えいこくあたりのハムレツト役者やくしやのそれをつたものだらうとわたし想像そうぞうした。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
... 求めていやしませんよ。あんな風精ジルフェ黙劇ダム・ショウなんざあ、どうでもいいのです。それよりこれを、いずこに住めりや、なんじ暗き音響ひびきね——なんですがね」とデーメールの「沼の上ユーベル・デン・ジュムフェン
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)