“黙頭”のいろいろな読み方と例文
旧字:默頭
読み方割合
うなず60.0%
うなづ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう父に言われて、お房は唯黙頭うなずいた。やがてた横に成った。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
林と呼れた生徒は黙って下を向いたままで黙頭うなずく。
蝋人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
云ふと二人は何でも黙頭うなづくのであるが泣声はますます高くなる。幼稚園の門で別れやうとすると
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
他意も無げにうち黙頭うなづきつ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)