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麾
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き
ふりがな文庫
“
麾
(
き
)” の例文
敵ありと、大物見の合図あらば、すぐ押太鼓を鳴らし、
寸毫
(
すんごう
)
乱れをみせるな。組頭どもは、勝家が
麾
(
き
)
の手もとに眼をあつめよ
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ネー将軍
麾
(
き
)
下の騎兵の馬が
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
と、伝五の
麾
(
き
)
が、一令、風を
截
(
き
)
ると、弓隊は散開して、こちらも鉄砲隊が出て応戦した。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
日本の武威ととのえば馬揃えをなして上覧に供し、四民に示すに禁裡の造営をもってし、その石を運ぶにはみずから石に乗って群集に石を曳かせ、
麾
(
き
)
を振り、そして事実を見せて
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もし信長の勤皇が、彼一箇の功利や方便のものであったら、いかに彼が御所造営のため、みずから石に乗って
麾
(
き
)
を振っても、その
巌
(
いわお
)
をうごかす四民の力は民衆の中から出なかったにちがいない。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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と、
麾
(
き
)
を振り
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麾
漢検1級
部首:⿇
15画
“麾”を含む語句
麾下
御麾下
信長麾下
指麾
指麾鈔
深致指麾置儀
雲麾碑