“鰌掴”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
どじょうづかみ	50.0%
どぜうつかみ	50.0%

どじょうづかみ

それをとうとう突（つッつ）いてさして取ると、棹のさきで、くるくると舞って、まだ烈（はげ）しく声を出して鳴いてるのに、智慧のある小父さんの鳥さしは、黙って、鰌掴（どじょうづかみ）にして、腰の袋ン中へ捻（ねじ）り込んで

化鳥 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)

どぜうつかみ

其（それ）をとう／＼突（つゝつ）いてさして取（と）ると、棹（さを）のさきで、くる／＼と舞（ま）つて、まだ烈（はげ）しく声（こゑ）を出（だ）して啼（な）いてるのに、智恵（ちゑ）のあるおぢさんの鳥（とり）さしは、黙（だま）つて、鰌掴（どぜうつかみ）にして、腰（こし）の袋（ふくろ）ン中（なか）へ捻（ねぢ）り込（こ）むで

化鳥 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)

鰌	漢検1級 部首:⿂ 20画
掴	漢検準1級 部首:⼿ 11画