“鬪鷄”の読み方と例文
読み方割合
しやも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さういふ人達ひとたちきて鬪鷄しやもをむしりまして、まへまはして面白おもしろがつたものです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
これはおきやくさまの御馳走ごちそうですから仕方しかたいとおもひましたが、近所きんじよのおいへでは、鬪鷄しやもにはとり締殺しめころしてふといふことをよくやりました。むらには隨分ずゐぶん惡戲いたづらきな人達ひとたちがありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)