“高信”の読み方と例文
読み方割合
たかのぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言(い)ひかけて、ぐつとつまると、白(しろ)のづぼん、おなじ胴衣(どうぎ)、身(み)のたけ此(これ)にかなつて風采(ふうさい)の揚(あ)がつた、社(しや)を代表(だいへう)の高信(たかのぶ)さん、傍(かたはら)より進(すゝ)み出(い)でゝ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
高信(たかのぶ)さんが、そこへ、ひよつくり顕(あら)はれた、神職(かんぬし)らしいのに挨拶(あいさつ)すると、附添(つきそ)つて来(き)た宿屋(やどや)の番頭(ばんとう)らしいのが、づうと出(で)て
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
高信(たかのぶ)さんは、南祖坊(なんそばう)の壇(だん)の端(はし)に一息(いき)して向(むか)うむきに煙草(たばこ)を吸(す)つた。私(わたし)は、龍神(りうじん)に謝(しや)しつゝも、大白樺(おほしらかば)の幹(みき)に縋(すが)つて、東(ひがし)が恋(こひ)しい、東(ひがし)に湖(みづうみ)を差覗(さしのぞ)いた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)