馬歩ばほ)” の例文
何福かふくすなわち営を霊壁れいへきに移す。南軍の糧五方、平安へいあん馬歩ばほ六万をひきいて之をまもり、糧を負うものをしてうちらしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
夜、燕王、張玉ちょうぎょくを中軍に、朱能しゅのうを左軍に、陳亨ちんこうゆう軍に、丘福きゅうふくを騎兵に将とし、馬歩ばほ十余万、黎明れいめいことごとく河を渡る。南軍の瞿能父子、平安等、房寛ぼうかんの陣をいて之を破る。張玉等これを見て懼色くしょくあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)