“頬杖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほおづえ86.3%
ほゝづゑ9.5%
ほほづゑ2.4%
ほほづえ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はぼんやり頬杖(ほおづえ)をついて、若い頃よくそうする癖があったように窓硝子(まどガラス)に自分の額を押しつけながら、それを飽かずに眺めている。
楡の家 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
先哲(せんてつ)いはく……君子(くんし)はあやふきに近(ちか)よらず、いや頬杖(ほゝづゑ)で讀(よ)むに限(かぎ)る。……垣(かき)の卯(う)の花(はな)、さみだれの、ふる屋(や)の軒(のき)におとづれて……か。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
金花は頬杖(ほほづゑ)をついた儘、浮かない顔色を改めなかつた。が、山茶の言葉には多少の好奇心を動かしたと見えて
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ふと気がついて、あたりを見廻すと例の謎の青年曾呂利本馬が、テーブルに頬杖(ほほづえ)ついて、こわいような顔で、なにか考えこんでいる様子であった。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)