“降止”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふりやみ66.7%
ふりや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて春を迎(むか)へて寒気次第に和(やは)らぎ、その年の暖気(だんき)につれて雪も降止(ふりやみ)たる二月の頃(ころ)、水気(すゐき)は地気(ちき)よりも寒暖(かんだん)を知(し)る事はやきものゆゑ
最初(さいしよ)に見出し候者は私(わたく)し悴(せがれ)甚之助に御座候其仔細(そのしさい)は同日の夕刻(ゆふこく)雪も降止(ふりやみ)候に何となく怪(あやし)き臭(にほひ)致せば近所の者共表へ出(い)で穿鑿(せんさく)致し候に何時(いつも)何事にても人先に出て世話(せわ)致(いた)し候お三婆(ばゞ)のみ一人相見え申さざれば私し悴(せがれ)甚之助不審(ふしん)に存じ渠(かれ)が家の戸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この他(た)美登利池(みどりがいけ)、千歳谷(せんざいだに)——と、びしょびしょと冷く読んでいると、しばらく降止(ふりや)んで、ひっそりしていたのが急にぱらぱらと霰(あられ)になった。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)