“長短”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうたん33.3%
ちやうたん16.7%
ちようたん16.7%
ながみじ16.7%
ロング・コンド・ショット16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長短ちょうたん相補あいおぎなうことをあたかも全世界一国家の如きものがある。
世界平和の趨勢 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
間口まくち九間の屋根やねのきに初春の頃の氷柱つらゝ幾条いくすぢもならびさがりたる、その長短ちやうたんはひとしからねども、長きは六七尺もさがりたるがふとさは二尺めぐりにひらみたるもあり
その休息時間きゆうそくじかん長短ちようたんあるひ休眠きゆうみんからめたときの活動かつどうぶりにも各火山かくかざんにめい/\の特色とくしよくがあつて、一概いちがいにはいへないが、平均期間へいきんきかんよりもなが休止きゆうししたのち噴火ふんか平均へいきん場合ばあひよりもつよ
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
のこぎり魚はそこへ無理やりに首を突っこんで引き出したものですから、すっかりあごをいためてしまいました。ですからその魚のあごは、今だに長短ながみじかになっています。
黄金鳥 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
たったこの二つだけの動物意識で——つまり多Tティ・メニーとか長短ロング・コンド・ショットとかいうような種々いろいろな迷路を作って、高麗こま鼠にその中を通過させる——ものと、もう一つは蛞蝓なめくじ以外にはない背光性——。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)